今週の観音さまは、十一面観音さまです。
お盆ですね。
お盆のご供養ときに、併せて施餓鬼会をするお寺も多いですね。
そのときに読まれたり、幡に書かれていたりするものに
『若人欲了知 三世一切仏
応観法界性 一切唯心造』
という偈文があります。
ざっくりと…仏さまを理解することは、世界は自分の心が作っているものであると認識することですよ…という意味だそうです。
私たちはとかく、人と比べて、優劣を付けがちです。
あの人は自分より偉いからとへりくだったり、
この人は自分より下だからと上から評価したり、
他の人よりも優れていたいと思って頑張ったり。
こうした競争の世界は、勝てばまた上が居て、勝負の連続で、心が安まる暇はありません。
アドラー心理学では、私たちは皆、階段を登っているのではなく、同一平面上をそれぞれの目的地に向かって歩いているのだと考えます。
大阪から神戸へ向かう人と、京都から奈良へ向かう人は、比べようがありません。
そこに優劣も勝敗もありません。
私たちが人と比べて勝った負けたと一喜一憂するのも、真実ではないかりそめのものなのかもしれませんね。
ただ心が作っている…一切唯心造ですね。
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