今週の観音さまは、青頸観音さまです。
先日、心理学の講座で「ほめてはいけない」という教育についてお話しました。
望ましい行動があったら、ほめるのではなく、喜んだり感謝したりします。
「○○してくれたおかげで、うれしい、助かった、ありがとう」
と声かけることをお伝えしました。
他にも色々ポイントはありますが…そこで併せてお話したのは、
「だからと言ってとりあえず感謝しておけば望ましい行動が増えるだろう、という下心があっては効果が薄くなる」
ということです。
とかく「○○すればうまくいく」と習うと、手法とか言葉とかを公式的に理解して、そればかり拘ってしまいますね。
下心…なかなか図星を突かれていて、手厳しいですよね(笑)
最近は「感謝」が流行ってますね。
先日買ったミネラルウォーターのラベルにも「感謝、感謝…」とデザインされていました。
何も無理に全てに感謝しなくて良いと思います。
引きつった笑顔で発する不自然な感謝は、あんまり効果的とは思えません。
ありがたいと思えるから感謝する。
本当に大切なことは、シンプルなのかもしれませんね。
どうしても感謝が湧かないときだってあるのが自然なことだと思いますよ。
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