今週の観音さまは、岩戸観音さまです。
先週は衝撃的な事件が起こってしまいましたね。
自分自身も、まだ動揺の中に居るような気がしていますよ。
落ち着くまでは、普段の何気ない日常を淡々とこなすことに、意識を向けていきたいですね。
ショッキングな出来事に際したとき、私たちは心が揺さぶられます。
そして、悲しみや怒りを感じます。
しかし、悲しみや怒りを感じたくない、あるいは感情のやり場に困ってなのか、SNS上では色々な言動が見受けられました。
関係のないところに怒りの矛先を向けて八つ当たりしたり、
それをまた誰が批判したり、
悲しみを否定して無かったことにしたり。
私たちは自分の感情が受け止めきれないとき、別の感情にすり替えて、何とか事無きを得ようとするようです。
あまりに悲しくて感じきれないと、悲しみを怒りの感情にすり替えて誰かを攻撃してしまうとか。
私たちが本来持っている心の癖が、つい出てしまうのかもしれませんね。
「健全な心」とは一体どういう心だろうか?
ということを、カウンセリングや講座をしながら、日々模索しています。
悲しみを遠ざけて、感じないようにするのが健全でしょうか?
確かに、悲しすぎて耐えられない状態の場合もあるでしょう。
しかし、悲しい出来事に際したとき、しっかりという表現も変かもしれませんが、
しっかり悲しむことも健全な心の状態なのではないかと思います。
悲しみを誤魔化さずすり替えず、悲しむ。
しかしそれには悲しみを受け止めるための、心の胆力が必要ですね。
心の胆力を鍛えるためには、一般的にネガティブとされる悲しみや怒りといった感情を抱えることも、必要なことかもしれませんね。
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