今週の観音さまは、滝見観音さまです。
一時の感情に流されて、思わぬ失態を犯してしまうこと、ありますね。
売り言葉に買い言葉、ちょっとしたことでカッとなってみたり、傷付いて落ち込んでみたり。
感情に振り回されていると、心はとても忙しなく、本当に大切な部分を見落としがちになってしまいます。
常に冷静な部分を保っておきたいものですね。
カウンセリングにおいていつも気にかけていることがあります。
それは、客観性を担保することです。
クライアントさんの話にのめり込みすぎず、少し離れたところから話の全体像を眺めるようにしています。
それは、クライアントさんが自身の感情に飲まれて見えなくなっている部分を、冷静に補えるようにするためです。
その点で、カウンセリングにおけるゴールは「セルフカウンセリングができるようになること」といってもいいかもしれませんね。
孫子の兵法に
「主は怒りを以て師を興すべからず。将は憤りを以て戦いを致すべからず」
(君主は一時の怒りから軍を動かしてはならない。将軍は一時の憤りから戦いをしてはならない)
とあります。至言ですね。
感情、特に怒りが急速に高まるのを感じたら、何はともあれ気を鎮めて冷静さを取り戻すスキル、必要ですね。
一時の怒りは、損や不幸ばかりを生みます。
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