今週の観音さまは、普悲観音さまです。
カウンセリングを進めているとよくあることに、
『主訴と本当の問題が微妙に違う』
ということがあります。
主訴とは、クライアント様がご自分で仰る悩みや問題のことです。
カウンセリングを進めていくと、段々と話が深まってきて「実はこっちの方が問題なんじゃ?」と気がつくことがよくあります。
自分の問題を自分で考えているとき、私たちはどうしても視野狭窄に陥りがちです。
どうしても、フィルターを通して自分を見てしまいます。
そうすると、本当に向き合うべき紐解くべき問題から焦点がずれて、枝葉のことばかりに振り回されてしまいます。
例えば、恋愛でうまくいかなくて、どうしたらうまくいくでしょうか?という問題があるとします。
自分ではコミュニケーションの問題?相性?それとも相手が悪い?と色々考えます。
もちろんそこに原因があることもあるでしょう。
しかしそれがパターン化して繰り返す場合には、もっと根本的な人間関係の癖やそれが構成された要因にスポットライトを当てる必要が出てきます。
しかもその癖を薄らとしか、あるいは全く自覚していないことも往々にしてあります。
気がつくと痛いので、見ないようにしている場合もありますし…
あなたがカウンセラーと話すとき、カウンセラーは少し俯瞰して問題の全体像を捉えようと努めます。
それは、問題の解決に最も効果の出やすいポイントを探る為です。
そこがうまく解消されると、主訴も、それ以外の小さな問題も芋づる式に一気に解消されることがあります。
また、話しているうちにクライアント様自身が整理されてきて客観的に見つめられるチャンスも生まれます。
問題を凝り固まらせる一つの大きな要因は視野狭窄です。
カウンセリングではまずそこから解していきます。
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