今週の観音さまは、魚籃観音さまです。
今の自分が惨めな状態なのは、過去の○○が原因だ。
トラウマのせいで云々…
過去世の因縁が云々…
よく聞きますね。
そして、それを解消しなければ幸せにはなれない、というのもセットで存在する前提です。
アドラー心理学ではこういったことに対して「トラウマは存在しない」と言います。
惨めな状態であり続ける為に、トラウマというものを仮に持ち出してきて、言い訳に利用していると言います。
惨めな状態でいると、例えば構ってもらえたり、あるいは何かにチャレンジして失敗したときの言い訳として使えたり、なかなか便利なようです。
アドラーはトラウマについて言及していますが、これは何もトラウマに限ったことではありません。
それは、過去世の因縁であっても、霊障であっても、同じことが言えます。
どれも、言い訳として使えます。
トラウマや過去世や霊障に関して、私は否定はしません。
しかし問題として共通することは、過去や原因にばかり心が向いて、今できることを疎かにしていることです。
例えば結婚できないのは過去世で異性を騙したからだとか言いますが、もしかしたらそうかもしれません。
しかしそれで自分を磨いたり、相手を分かろうとする態度をとったり、今すべきことを諦めてしまってはどうにもなりません。
もちろん原因を解決するのも大事です。
しかし、トラウマ上等!因縁上等!朗らかに前を向くことはもっと大事です。
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