今週の観音さまは、合掌観音さまです。
コミュニケーションスキルや知識、テクニックがあったとして、
それが如何に優れていたとしても、それだけでは受け入れてもらえません。
理解してもらえません。
あなたが相手を理解しようとしない限り。
私たちはたいてい、まず自分を理解してもらおうとします。
相手の話を聞いているときでさえ、理解しようとせず、自分の考えに照らし合わせながら、自分が話すときの準備をしています。
「その気持ち分かる!自分も同じ経験をして…」
とか、自分の過去を思い出しながら、自分の考えに引き寄せています。
コミュニケーションや人間関係にトラブルが起こると、
私たちは今度はそれは「相手が自分を理解していないからだ」と考えます。
この誤解が解ければトラブルは解決するはずだ。
相手の誤った思い込みを変えられれば合意できるはずだ。
甚だしくは「如何に論破してやろうか」と謀を巡らしてみたり…
しかしそもそも、私たちの側が正しいという根拠はどこにあるのでしょうか?
まずは相手を理解しようとすることから始めなければ、全てのコミュニケーションはうまくいきません。
自分が相手から影響を受ける勇気を持つこと。
それによって自分を変えなければならない可能性を覚悟すること。
決して、不変の強固な高みから聞いてあげているわけではありません。
すると、本当の意味で、全面的に、相手を理解しようとするには私たちの心が安定している必要があります。
そして理解してもらえた相手はやっと、私たちの話を理解しようとし始めます。
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