今週の観音さまは、蓮臥(れんが)観音さまです。
子供を亡くすことは辛いことです。
僕には子供はありませんが、クライアントさんのお話の中にはそういったテーマも表れてきます。
私たちはあまりにも悲しくて耐えられないことがあると、直視しない、考えないようにしようとします。
しかしそれは誰にも責められることではありません。
愛しいが故に失った悲しみも大きい。
その悲しみの大きさのあまり、もし直視すれば心は耐えられないかもしれません。
大きな悲しみを受け入れるには時間がかかります。
ある方の話です。
その方はお子さんを亡くして、悲しみにくれていました。
でも、その悲しみが少しずつ癒えてきたとおっしゃるのです。
その大きな力を与えてくれたのは、亡くされた後に生れた子供さんでした。
不思議なことですが、自分が生まれる前に亡くなった兄弟の言葉を伝言するそうです。
「泣かないで」
「大好き」
その言葉を聞いて、他にも様々なことがあり、その方は自分の悲しみを癒すきっかけを得られました。
僕は実家を出ていますが、一緒に住んでいなくても家族は家族です。
同じように、今は生きてはいないとしても家族は変わらず家族としてあるのではないでしょうか。
遠く離れても、私たちは家族を思うことができ、家族は私たちを思っています。
それは遠くご先祖さまも、あるいは先に亡くなってしまった子供たちも。
あなたが思っているよりも、実はずっとそば近くであなたを見守っています。
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