今日の観音さまは、持蓮観音さまです。
こどもの子供の頃に受けた傷やトラウマ、持ってしまった思い込みは、大人の私たちの心の中にまだしっかり残っています。
「もっと愛してほしかった、見てほしかった」と思っていたとしても、「今はもう大人だから」とか「覚えてない」とか思って私たちは子供の頃の傷を無かったことにしてしまいます。
しかしその傷の影響によって私たちは心を良くも悪くも成長させてきました。
もしかしたら、今の問題の根元は、子供の頃の心の傷にあるのかもしれません。
傷の無い幼少期を過ごせた人はほとんど居ないと思います。
傷つかないようにしたり傷を無かったことにしたりすることよりも、傷を癒して折り合いをつけたり受け入れたりすることの方が価値があるかもしれません。
重要なことはまず私たちが持っている傷や思い込みに気がつくことです。
そしてそれを癒す手伝いができれば幸いです。
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