今週の観音さまは、青頸観音さまです。
先日、心理カウンセリングの講義の中で、
「受容と共感」のお話をしました。
対人援助でよく聞く言葉です。
でも、罪作りな言葉だよなぁ…といつも感じています。
受容や共感には器が必要ですね。
対人援助職として、できる限り器を拡げておくのは仕事の一部です。
しかし援助側も人間ですから、どうしたって受容や共感が難しい場面はあるはずです。
講義の中では敢えて、ジレンマを感じる重いテーマを挙げて、みんなで考えます。
そうしたジレンマに対して、正解ではありませんが、
ひとつの回答として「関心」を挙げています。
受容や共感はできなくても、人として関心を寄せることはできるかもしれません。
人間は思っているよりも複雑で、測りきれません。
援助者個人の受容や共感が及ばないところもあると思います。
それでもそうした矛盾やジレンマに関心を寄せることが、
プロの在り方を支えてくれる態度かもしれませんね。
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