雨の土曜日ですね。
外出自粛中の皆さまへ、今日もお出かけ気分のプレゼントです。
今日から兵庫県に入りまして、西国第二十四番札所【中山寺】です。
中山寺は、聖徳太子建立の日本最初の観音霊場として有名です。
子授け祈願や安産祈願でも有名で、ちょうどこの日も赤ちゃんの初参りに出会いました(*^^*)
初夏には紫陽花
夏には芙蓉が咲いていますね。
エスカレーターで本堂へ!
バリアフリーが素晴らしいですね。
(中山寺HPより)
極彩色の本堂、細かい絵と彩色が素晴らしいです。
(中山寺HPより)
ご本尊は十一面観音さまです。
脇侍(両隣の仏さま)も十一面観音さまです。
毎月18日の観音縁日にご開扉されます。
『大悲殿』
不動巡礼の札所でもあります。
平成29年に落慶した五重塔は、麓からでも見えます。
この深い青色!他にない色ですが、綺麗ですよね。
ネパールから請来した仏舎利が納められています。
(中山寺HPより)
閻魔堂です。
そもそも西国33所観音巡礼とは…
長谷寺開祖の徳道上人が、臨死体験で訪れた地獄の閻魔さまから「近ごろ地獄に落ちる人間が多すぎる。観音信仰の徳を広めて地獄に落ちる人間を減らすように」と33の宝印を授かったことに始まります。
しかし、さすが徳の薄い、地獄フィーバーの時代、観音巡礼は全然流行らなかったんですね。
そこで徳道上人はここ中山寺に33の宝印を納めたそうです。
その宝印をその後引き継いだのが西国巡礼の中興の祖、花山法皇なのでした。
徳道上人の時代は中山寺が第一番札所だったそうです。
(西国三十三所を巡る本より)
奇しくも僕が西国巡礼を始めたのが、こちらの中山寺さんからでした。
観音信仰を始めるきっかけになったお寺が西国巡礼のきっかけのお寺だったとは、仏縁とは不思議なものですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに!
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